期待懸かる復帰組　多彩な攻撃陣に注目―サッカー日本代表

　昨年のワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会後、初めての活動となった３月のメンバー発表から入れ替わったのは９人。目を引いたのは、「ＭＦ／ＦＷ」登録とされる１７人の豊富な顔触れだ。

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　昨年９月以来の復帰となる古橋は、スコットランド・プレミアリーグで２５点を挙げ、年間最優秀選手に輝いた。「ゴールを狙う、チャンスをつくることに多く絡んでもらいたい」と森保監督。所属先と同じように持ち味を発揮できるかが焦点で、本人にとっても代表定着へ勝負の２試合になる。
　Ｗ杯メンバーの相馬や、セルティック２連覇に同じく貢献した旗手も復帰。川崎ら初選出の３人も含め、指揮官は「将来的に最高で最強のチームをつくるためには、より多くの選手に経験してもらいたい」と説明した。
　ＤＦは６人と少なく、多彩な攻撃陣を生かす３バックを選択する手もある。復帰した谷口はボール保持率を上げて、攻撃を組み立てるという課題に取り組む中では、安定感をもたらすだろう。来年１～２月のアジア・カップに向けて、主力との新たな組み合わせや融合を探る試みを続けるつもりだ。