維新、立民代表らに対抗馬　野党第１党奪取へアピール―次期衆院選

　日本維新の会は２４日、次期衆院選で立憲民主党の泉健太代表、岡田克也幹事長に対抗馬を立てると発表した。野党第１党を狙う維新は全小選挙区に候補を擁立する方針。競争相手となる立民の首脳に対立候補を立てることで対決姿勢をアピールする狙いがある。

公明と衆院選調整、排除せず　全選挙区の擁立方針は堅持―維新幹事長

　泉氏の京都３区に公認会計士の木村元紀氏（４４）、岡田氏の三重３区には元四日市市議の伊藤昌志氏（５３）を擁立する。いずれも新人。
　両党は今国会で「共闘」してきたが、近く解消する。維新の馬場伸幸代表は２４日の党会合で「立民最高幹部のお膝元にまず立てる。全２８９選挙区に立てる意気込みを示したい」と語った。