寺田、女子１００障害Ｖ　男子１００は坂井が日本勢最高―セイコー陸上

　陸上のセイコー・ゴールデングランプリ横浜は２１日、日産スタジアムで行われ、女子１００メートル障害は寺田明日香（ジャパンクリエイト）が１２秒８６で優勝した。田中佑美（富士通）が１２秒８９で２位、日本記録保持者の福部真子（日本建設工業）が３位。男子１１０メートル障害は泉谷駿介（住友電工）が１３秒０７で勝った。
　男子１００メートル決勝は坂井隆一郎（大阪ガス）が１０秒１０（追い風０．４メートル）で日本勢最高の３位。昨夏の世界選手権覇者のフレッド・カーリー（米国）が９秒９１で制した。
　男子３０００メートル障害は三浦龍司（順大）が８分１９秒０７で優勝。同走り幅跳びは吉田弘道（神崎郡陸協）が８メートル２６で制し、８月の世界選手権（ブダペスト）の参加標準記録を突破した。
　女子１５００メートルは田中希実（ニューバランス）が４分１１秒５６で制した。同やり投げで昨夏の世界選手権銅メダルの北口榛花（ＪＡＬ）は６１メートル３４で日本人トップの４位だった。