バイデン米大統領、核廃絶へ「共に進む」 原爆資料館での記帳公表―広島サミット
2023年05月20日21時52分
日本政府は20日、先進7カ国(G7)首脳が19日に広島市の平和記念資料館(原爆資料館)を訪問した際の芳名録への記帳内容を公表した。バイデン米大統領は「世界から核兵器を最終的に永久になくせる日に向け、共に進んでいきましょう」と記した。
岸田文雄首相は「歴史に残るG7サミットの機会に議長として各国首脳と共に『核兵器のない世界』を目指すためにここに集う」とつづった。
米国と同じく核保有国である英国のスナク首相は「広島と長崎の人々の恐怖と苦しみは、どんな言葉でも言い表すことができない。しかし、私たちが心と魂を込めて言えることは、繰り返さないということだ」と決意を強調。フランスのマクロン大統領は「広島で犠牲となった方々を追悼する責務に貢献し、平和のために行動することだけが、私たちに課せられた使命です」と訴えた。