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4月のロシア石油輸出量、侵攻後最高 アジア向けか、収入は減―IEA

2023年05月17日05時55分

 【ロンドン時事】国際エネルギー機関(IEA)が16日発表した石油市場月報によると、4月のロシアの原油と石油製品の輸出は日量830万バレルと、昨年2月のウクライナ侵攻開始後で最も多かった。先進7カ国(G7)などの制裁で取引価格に上限が設けられているため、収入確保に向けて中国やインドなどアジアへの輸出を増やしたとみられている。

対ロ制裁、抜け道封じ議論 中国念頭、禁輸迂回を阻止へ―G7

 ただ、石油関連の輸出収入の推計は150億ドル(約2兆円)と、1年前と比べて27%少なく、石油・ガス部門の税収も64%減少した。収入面では、上限価格設定は一定の効果を挙げているもようだ。

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