記念試合、金曜夜に５万６千人　長友「ファン増えたら」―Ｊリーグ

　節目を前に「Ｊリーグ３０周年記念マッチ」として開催される今節の最初の一戦。金曜の夜にもかかわらず５万６７０５人の大観衆が国立競技場に詰め掛けた。試合前から１０００発の花火とドローン２００機を用いた演出で盛り上がり、得点が決まるごとにさらに大歓声が響いた。
　１９９３年５月１５日の開幕戦、Ｖ川崎（現東京Ｖ）―横浜Ｍの舞台は旧国立競技場で、同じくナイトゲームだった。Ｆ東京の長友はテレビで見ていたそうで「Ｊの開幕を見て、僕もこの舞台に立ちたいと思った」と回顧。「普段サッカーを見ない人も（この日）いたと思う。また１人、２人とファンが増えていくことが僕らの願いでもあるし、そういう試合になったならうれしい」と声を弾ませた。