• X
  • facebook
  • hatena-bookmark
  • コメント

米、コロナ非常事態を解除 3年間で113万人死亡

2023年05月11日20時31分

米国境で手続きを待つ移民希望者=10日、南部テキサス州エルパソ(AFP時事)

米国境で手続きを待つ移民希望者=10日、南部テキサス州エルパソ(AFP時事)

  • 10日、米南部テキサス州ブラウンズビルで国境警備隊による手続きを待つメキシコ移民の列(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米政権は11日、新型コロナウイルスに関する公衆衛生上の「国家非常事態」を解除する。これまで政府が負担してきたコロナの検査・治療費は民間保険などで補われる。また、陸路からの移民の制限措置(タイトル42)も失効する。

コロナ緊急事態、終了 危機3年、「平時」へ節目―WHO

 非常事態はトランプ前政権の2020年3月に発令された。米疾病対策センター(CDC)によると、11日現在の米国内の死者数は113万人以上。感染者は累計で1億人を超えている。
 一方、タイトル42の失効を受けて、メキシコとの国境に移民希望者が殺到する恐れが出ている。国務省や国土安全保障省は10日、国境管理の職員の大幅増や、移民希望者に対応する地域事務所を西半球に約100カ所設置する計画などを発表した。
 ジャンピエール大統領報道官は10日、記者団に「国境問題を巡って(バイデン政権は)今年に入って準備を進めてきた。ただ、11日以降の数週間は困難な状況が予想される」と述べた。

関連記事

こんな記事も

国際用語

国際

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ