物流の2024年問題
2023年05月05日15時18分
物流の2024年問題 2024年4月からトラック運転手の時間外労働への規制が厳しくなり、物流停滞が懸念される問題。働き方改革の一環で労働基準法が改正され、運転手の時間外労働は年960時間が上限となる。これにより、慢性化する物流の人手不足が深刻化し、30年には全国で3割超の荷物が運べなくなるとの試算もある。
岸田文雄首相は3月に開いた関係閣僚会議で、6月上旬をめどに緊急対策をまとめるよう指示した。課題解決には物流事業者だけではなく、荷主企業や消費者の協力も必要になる。