「ロシアは正義の力を恐れよ」 ウクライナ大統領、国際刑事裁判所訪問
2023年05月04日21時45分
【ブリュッセル時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は4日、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)を訪問した。その後の演説で「侵略者は正義の力を恐れなければならない」とロシアのプーチン大統領を非難し、ウクライナ侵攻に伴う戦争犯罪を裁く特別法廷設置を改めて求めた。
ゼレンスキー氏は、プーチン氏について「犯罪行為に関して判決を受けるのに値する人物だ」と強調。「われわれが勝利すれば、それが実現すると確信している」と語った。
ゼレンスキー氏は演説後、オランダとベルギー両国の首脳と会談し、軍事支援などについて協議した。共同記者会見では、準備を進める反転攻勢に言及し「成功を信じている。最善を尽くす」と述べた。