• ツイート
  • facebook
  • hatena-bookmark
  • コメント

北政所建立の寺で「小方丈」400年ぶり再建へ 京都

2023年05月02日08時00分

小方丈の再建予定地=4月18日、京都市東山区

小方丈の再建予定地=4月18日、京都市東山区

 豊臣秀吉の正室である北政所が建立した京都市東山区の高台寺で、応接室として使われていた「小方丈」を400年ぶりに再建する計画が進められている。2025年9月末ごろの完成を目指しており、費用は約14億円の見込み。
 同寺によると、再建される小方丈は、北政所の意向で1605年に伏見城から移築された。
 北政所の没後400年の遠忌(おんき)事業の一環として、遺構を保護した上に再建する。書院造りの木造平屋建てで、江戸時代の文書などを頼りに当時の約半分の広さで復元される。
 一般公開は、25年11月1日~26年1月31日を予定している。「北政所ねね様四百年遠忌実行委員会」の後藤典生委員長は、「(小方丈を)復元したいという夢を持っていた。やっと夢がかなう」と語った。【もぎたて便】

関連記事

こんな記事も

にっぽんもぎたて便

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ