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「法の支配」重要性確認 スーダン沈静化へ連携―日エジプト首脳

2023年04月30日21時16分

握手する岸田文雄首相(左)とエジプトのシシ大統領=30日、カイロ(AFP時事)

握手する岸田文雄首相(左)とエジプトのシシ大統領=30日、カイロ(AFP時事)

 【カイロ時事】エジプトを訪問中の首相は30日午前(日本時間同日午後)、同国のシシ大統領とカイロで首脳会談を行った。ロシアによるウクライナ侵攻を踏まえ、両首脳は法の支配に基づく国際秩序の維持など普遍的価値の重要性を確認した。

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 首相は会談後の共同記者発表で、ロシアのウクライナ侵攻について「国際秩序の根幹を揺るがす暴挙で決して許せない」と批判。その上で「大統領とは法の支配に基づく国際秩序を守ることの重要性、世界のどこであれ力による一方的な現状変更は認められないということで一致した」と述べた。
 両首脳は、正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」との戦闘が続くスーダン情勢などについても意見交換。事態の沈静化と民政移管プロセスの再開に向けた緊密な連携を申し合わせた。

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