外国旅客船が4年ぶり寄港 茨城
2023年05月01日08時00分
多くの外国人観光客を乗せた外国クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」(総トン数11万5906トン)が、茨城港常陸那珂港区(茨城県ひたちなか市)に寄港した。新型コロナウイルスの影響により、県内に外国クルーズ船が寄港するのは4年ぶり。乗客は約2000人という。
県港湾課によると、この日の午前7時ごろに船が入港し、太鼓の演奏による歓迎や、地場産品の物販などが行われた。乗客らは、船会社の企画ツアーに参加し、国営ひたち海浜公園(同市)や偕楽園(水戸市)などの観光地を訪れた後、次の寄港地の宮古港(岩手県宮古市)に向けて出港した。
船内の歓迎式典に出席した大井川和彦知事は、「コロナを克服して、クルーズ船を迎えることができたのは本当にうれしい。本格的にインバウンドを受け入れる弾みになると期待している」と語った。【もぎたて便】