ペンス氏、トランプ氏捜査で証言　２０年米大統領選介入

　【ワシントン時事】２０２０年米大統領選で敗北したトランプ前大統領が結果を覆そうとした問題で、ペンス前副大統領は２７日、連邦大陪審で証言した。米メディアが関係者の話として伝えた。トランプ氏は特別検察官の捜査を受けており、ペンス氏の証言は訴追に向けた重要な証拠となる可能性がある。

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　大陪審は非公開のため、証言の内容は不明。ペンス氏は２０年大統領選後から２１年１月のトランプ氏支持者らによる連邦議会襲撃事件までの間に、トランプ氏や周辺とどのようなやりとりをしたかなどについて質問を受けたとみられる。
　ペンス氏は２４年大統領選への出馬を検討しており、立候補すればトランプ氏と共和党予備選で戦うことになる。ペンス氏は３月、「トランプ氏は間違っていた。歴史が責任を負わせるだろう」と語った。