日本人留学生50万人目標へ 教育未来創造会議が2次提言
2023年04月27日20時47分
政府の教育未来創造会議(議長・岸田文雄首相)は27日、2033年までに日本人の海外留学生50万人、外国人留学生の受け入れ40万人を目標とする第2次提言をまとめた。
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岸田首相は会議で「未来を担う若者が留学を通じて成長し活躍することは、社会を変革するためのカギとなる」と述べ、広島サミットなどを通じて各国と推進していく考えを示した。夏ごろまでに工程表を作成する。
提言では、日本人の海外留学生のうち学位取得などを目的とする長期留学生を15万人(新型コロナ流行前6.2万人)、国内の大学などに在籍したままの中・短期生を23万人(同11.3万人)、高校段階での研修旅行を11万人(同4.3万人)などとした。