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協議体新設で拡大抑止強化 北朝鮮に対抗、米韓首脳が宣言発表へ―冷戦期以来の原潜寄港

2023年04月27日00時52分

26日、ホワイトハウスで韓国の尹錫悦大統領(左)を歓迎するバイデン米大統領(EPA時事)

26日、ホワイトハウスで韓国の尹錫悦大統領(左)を歓迎するバイデン米大統領(EPA時事)

  • 26日、ホワイトハウスで握手する韓国の尹錫悦大統領(左)とバイデン米大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は26日午前(日本時間同日夜)、ホワイトハウスで韓国の尹錫悦大統領と会談した。両首脳は会談後、米国の核戦力に関する情報共有を深める「核協議グループ(NCG)」新設などを盛り込んだ「ワシントン宣言」を発表。核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮に対抗し、米国の「核の傘」を含むの強化を図る。

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 会談に先立ち、米政府高官が明らかにした。米韓両政府は朝鮮半島有事を念頭に、NCGなどを通じて米国の核兵器使用に関する情報を共有するほか、計画立案、訓練などでの韓国側の関与や理解を深めることを目指す。
 また、弾道ミサイル搭載の戦略原子力潜水艦の寄港を含め、定期的に米国の戦略兵器を韓国に展開することも確認。米高官によれば、戦略原潜の韓国寄港は冷戦時代の1980年代前半以来となる。

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