マスク氏、新ＡＩ開発を表明　「チャットＧＰＴ」に対抗

　【シリコンバレー時事】米電気自動車（ＥＶ）大手テスラを率いる実業家イーロン・マスク氏は１７日、米新興企業オープンＡＩが手掛ける対話型人工知能（ＡＩ）「チャットＧＰＴ」に対抗するＡＩを開発すると表明した。フォックスニュースの番組で、自ら手掛けるＡＩを「トゥルースＧＰＴ」と呼んだ。

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　マスク氏は、オープンＡＩが「（ＡＩに）うそをつくよう訓練している」と指摘。透明性の欠如や利益志向との運営批判も展開し、別の選択肢が必要だと強調した。
　その上で、目指すのは「万物を理解しようとする真実追求型のＡＩだ」と説明。ＡＩ脅威論の高まりについて、「人間は万物の興味深い一部だ。万物を理解しようとするＡＩなら、人類を滅ぼすようなことはしないだろう」と語った。マスク氏は３月、ネバダ州に「Ｘ．ＡＩ」という企業を設立した。