日韓、5年ぶり安保対話 北朝鮮対応など協議
2023年04月17日17時29分
【ソウル時事】日韓両政府の外務・防衛当局による「日韓安全保障対話」が17日、ソウルの韓国外務省で開かれた。安保対話の開催は、2018年3月以来約5年ぶり。核・ミサイル開発を進める北朝鮮への対応などを巡り意見を交わした。日韓両政府が発表した。
日本側は外務省の船越健裕アジア大洋州局長、防衛省の安藤敦史防衛政策局次長らが、韓国側は外務省の徐旻廷アジア太平洋局長、国防省の禹慶錫国際政策次長らが出席した。
発表によると、北朝鮮への対応やインド太平洋での協力など、日韓、日米韓協力の可能性について意見交換した。18年12月の韓国軍による自衛隊機へのレーダー照射問題も議題に上った。正常化した日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の運用を巡っても議論したとみられる。