維新、首長ポスト獲得へ擁立 10市長選に7候補―大阪
2023年04月16日22時26分
統一地方選の後半戦で、大阪府内では16日、10市長選が告示された。府知事選をはじめ前半戦で圧勝した地域政党「大阪維新の会」は、7市長選に公認候補を擁立。うち新人は5人で、首長ポストのさらなる獲得に動く。
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維新が公認候補を立てたのは、吹田、高槻、守口、八尾、寝屋川、高石、大阪狭山の7市。現職は八尾と大阪狭山のみで、残る5市では、元衆院議員や元市議ら新人候補が名乗りを上げた。
統一選前半戦では、維新が大阪府知事・大阪市長のダブル選を制し、府議選では過半数の議席を維持。同市議選では、初の過半数議席を獲得し、党の勢力を伸ばした。その勢いを後半戦にも持ち込みたい構えだ。
7市のうち守口市では16日、立候補を届け出たのは維新新人のみで、無投票当選が決まった。
維新は大阪府以外では、京都府木津川市と奈良県生駒市の2市長選にそれぞれ新人の公認候補を立てた。