タイ米通商代表が来週訪日 IPEF、供給網で連携
2023年04月14日06時59分
【ワシントン時事】米通商代表部(USTR)は13日、キャサリン・タイ代表が19、20日に東京を訪問すると発表した。日米など14カ国が参加する経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の早期合意に向けた連携を主に確認する狙いで、西村康稔経済産業相ら閣僚や政府高官と会談する見通しだ。
タイ代表の訪日は今回で4回目。日本は今年の先進7カ国(G7)、米国はアジア太平洋経済協力会議(APEC)の議長国を務めている。IPEFを含めていずれもサプライチェーン(供給網)の強靱(きょうじん)化を主要テーマの一つに掲げており、両国は国際ルール策定を主導するために協力を探る方針だ。