木星の四大衛星の用語解説・ニュース

2023年04月11日05時19分

  木星の衛星のうち、1610年にガリレオ・ガリレイが望遠鏡で発見した四つの大きな衛星で、ガリレオ衛星とも呼ばれる。木星から近い順にイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストがあり、火山活動が活発なイオ以外は、表面が氷で覆われている。太陽系にある衛星で最大のガニメデは直径5262キロあり、水星(同4879キロ)をしのぐ。エウロパはハッブル宇宙望遠鏡の観測で、表面から水蒸気らしきものが噴出しているのが確認されているほか、ガニメデにも地下海があると見られており、生命が生息可能な環境の存在が期待されている。

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