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袴田さん再審、期日持ち越し 検察「3カ月後に立証方針」―3者協議、静岡地裁

2023年04月10日21時16分

静岡地裁で行われた3者協議後に記者会見する袴田巌さんの姉ひで子さん(左)と小川秀世弁護士=10日午後、静岡市

静岡地裁で行われた3者協議後に記者会見する袴田巌さんの姉ひで子さん(左)と小川秀世弁護士=10日午後、静岡市

 1966年に静岡県内でみそ製造会社専務一家4人が殺害された事件で、強盗殺人罪などで死刑が確定した元従業員の袴田巌さん(87)の再審公判に向け、静岡地裁(国井恒志裁判長)で10日、検察官と弁護人を交えた1回目の3者協議があった。検察側は有罪立証するかどうか態度を示さず、3カ月後までに方針を決定するとし、初公判の期日指定は持ち越しとなった。袴田さんの弁護団が協議後、記者会見し内容を明らかにした。

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 弁護側は再審公判について「一刻も早い無罪判決を得て袴田さんを死刑囚の地位から解放させる」と強調。再審請求審での審理を踏まえ、確定判決が犯行着衣とした「5点の衣類」の証拠排除や初公判での即日結審を求めた。検察側には有罪立証の見送りや袴田さんへの謝罪などを要求した。
 これに対し、静岡地検の検事は刑事確定記録が上級庁に保管されていると説明。立証方針を決めるに当たり、「3カ月の猶予」を求めたという。

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