無効投票率、前回の2倍以上に 黒岩氏「私への批判票」―神奈川知事選
2023年04月10日14時12分
9日投開票の神奈川県知事選で、白票や候補者以外の名前を書くなどした無効投票の割合が、前回選の2倍以上の6.91%に上った。同知事選では、過去の不倫問題が報じられた現職の黒岩祐治氏(68)が4選を果たした。黒岩氏は10日午前の記者会見で、「私に対する批判票と受け止めたい」と述べた。
2019年の前回選の無効投票率は2.93%だった。県選管によると、6.91%は過去3番目に高い。最高は1995年の8.11%。
同知事選には4人が立候補し、黒岩氏の得票率は67.60%だった。次点は共産党が推薦した新人の22.77%。無効投票率は、政治家女子48党公認の新人ら他2人の得票率を上回った。