若手蔵元アイデアの成果発表会 茨城県〔地域〕
2023年04月05日10時31分
茨城県産日本酒の振興を目的に、斬新な発想のビジネスプランを募る県の「日本酒若手蔵元活性化プロジェクト」の成果発表会が県庁で開かれた。公募により選ばれた酒蔵が、完成させた日本酒を披露した。
技術革新課によると、県産の日本酒は国内外の品評会で高い評価を得ている一方で、知名度の低さが課題だった。プロジェクトを通じ、2022年7月から「岡部」「月の井酒造店」「武勇」「吉久保酒造」の各酒蔵が専門家の外部アドバイザーから助言を受け、アイデアの実現に奔走してきた。
成果発表会では、日本ソムリエ協会の田崎真也氏ら審査員が出来栄えを評価。大井川和彦知事は「新しい茨城県の地酒の展開を見てほしい」とあいさつした。