パプア北西部でM7.0 3人死亡、家屋倒壊
2023年04月03日20時21分
【シドニー時事】南太平洋のパプアニューギニア北西部で3日早朝、マグニチュード(M)7.0の強い地震があった。米地質調査所(USGS)が観測した。オーストラリア公共放送ABCなどによると、少なくとも3人の死亡が確認された。負傷者も出ているもようで、家屋の倒壊は数十軒に上るという。津波の警告は出ていない。
震源は、北岸の町ウェワクから約100キロ内陸へ入った地点で、深さ約62キロ。余震が続き、川岸で地滑りの被害も報告されている。当局は周辺の火山活動にも警戒を呼び掛けている。