川崎、粘り強く　Ｊリーグ

　激しい打ち合いとなった一戦で、川崎に価値ある決勝点をもたらしたのが瀬川。３―３の後半４１分、クロスに頭で合わせてゴールに流し込んだ。途中出場の起用に応え、「隙を突くことが一番大事だと思いながら飛び込んだ」。チームは直近の公式戦３試合連続で無得点に終わっており、「４点取って勝てたことは意味のあること」と勝利をかみしめた。
　リーグ戦の白星は４戦ぶり。鬼木監督は「最初に先制し、リードしたかった」としつつも、「点が取れない中でも集中力を切らさず、努力をしてくれた。粘り強い戦いを体現してくれた」と選手たちをねぎらった。