ロッテの種市、初登板で収穫　プロ野球

　ロッテの種市は収穫のある今季初登板となった。切れのあるフォークと制球された直球が抜群で、先頭から５者連続奪三振。４回を投げて失点はソロ本塁打のみで、１０三振を奪った。「フォークがすごく良かった。最少失点に抑えられてよかった」と手応えを得た。
　高卒３年目の２０１９年に８勝を挙げ、エース候補と期待されたが、２０年に右肘の手術を受け長いリハビリ期間を過ごした。米アリゾナでの自主トレなどを経て、今季は順調に開幕を迎え「徐々に球数も増えていく。しっかり反省して次に備えたい」と先を見据えた。