「米国は傲慢で利己的」　民主主義サミットに反発―中国

　【北京時事】中国外務省の毛寧副報道局長は３１日の記者会見で、米主導で開かれた第２回「民主主義サミット」について「米国の基準で各国を線引きし、米国の利益に基づいて各国に干渉するものだ」と非難した。サミット自体が「米国の傲慢（ごうまん）、偏執、利己主義を反映している」と述べ、強く反発した。

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　民主主義サミットには約１２０カ国・地域が参加したが、中国やロシアは招かれなかった。毛氏はサミットの開催過程そのものが「非民主的、不寛容、不透明」で、米国が「覇権」を握ることが目的だと主張。「世界の分断と対立をあおっており、非常に有害かつ危険だ」と強調した。