１０回連続で無投票当選　島根県議選の仁多選挙区

　３１日に告示された島根県議選の仁多選挙区（奥出雲町、定数１）は、現職で自民党の絲原徳康氏（７５）しか立候補がなく、無投票で７回目の当選が決まった。同選挙区の無投票は１０回連続。４０年にわたり選挙戦が一度も行われないことになった。

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　県選挙管理委員会によると、同選挙区は１９４７年から今回まで計２０回の選挙のうち１５回が無投票。複数候補が立ったのは徳康氏の父・義隆氏が勝利した８３年が最後となっている。
　絲原家は日本古来の製鉄法である「たたら製鉄」を担う名家で、同選挙区の奥出雲町に強固な地盤を持つ。