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一気飲み死亡、元近大生に賠償命令 介抱役にも責任―大阪地裁

2023年03月31日19時36分

大阪地裁=大阪市北区

大阪地裁=大阪市北区

 近畿大テニスサークルの飲み会で2017年、一気飲みをした2年の登森勇斗さん=当時(20)=が死亡した事故で、両親が飲み会に参加した元メンバーら18人に計約1億500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が31日、大阪地裁であった。達野ゆき裁判長は参加したメンバー10人の救護義務違反を認め、計約4200万円の支払いを命じた。
 また、介抱役として飲み会後に呼ばれた6人についても賠償責任を認めた。残りの2人は、急性アルコール中毒の様子を知る機会がなかったとして請求を棄却した。
 判決によると、登森さんは17年12月、サークルの飲み会で一気飲みをするなどして多量に飲酒。一緒にいたメンバー宅に運ばれ、心肺停止状態になった後、救急車で病院に運ばれたが急性アルコール中毒で死亡した。

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