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マイナカードで別人の住民票 システム負荷原因―横浜市

2023年03月31日16時38分

横浜市役所=横浜市中区

横浜市役所=横浜市中区

 横浜市は31日までに、マイナンバーカードを使ってコンビニのマルチコピー機で住民票の写しの交付を受けようとしたところ、別の市民の写しが出るトラブルがあったと発表した。判明している誤交付は5件11人分。市は対象者に謝罪し、誤交付された住民票の写しを回収した。システムに負荷がかかったのが原因という。

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 市によると27日に市民から「別の人の住民票が出力された」と連絡があり、市は同日、コンビニの証明書交付を一時停止。サービスを提供する富士通Japan(東京)が原因を調べてシステムを修正し、市は29日朝にサービスを再開させた。
 市や同社によると、証明書の交付件数が多い年度末にマイナカードを使ったコンビニ交付の申請が急増し、システムに負荷が集中。印刷処理が時間切れで強制解除され、次の印刷イメージを誤って取得してしまったという。他自治体でのトラブルは確認されていない。

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