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4番吉田、上々のデビュー戦 地元ファンの心つかむ―米大リーグ・レッドソックス

2023年03月31日09時41分

オリオールズとの開幕戦の6回、メジャー初安打となる中前適時打を放つレッドソックスの吉田=30日、ボストン(EPA時事)

オリオールズとの開幕戦の6回、メジャー初安打となる中前適時打を放つレッドソックスの吉田=30日、ボストン(EPA時事)

  • オリオールズ戦の8回、本拠地の名物フェンス「グリーンモンスター」を背に左飛を捕るレッドソックスの吉田=30日、ボストン(EPA時事)

 小学生の頃から憧れた夢舞台。レッドソックスに5年契約で入団した吉田が、4番に入ったデビュー戦で2安打1打点と好発進した。勝利にはつながらず悔しさも残ったが、「新しい環境でいい経験ができた。新鮮な気持ち」。力強く第一歩を踏み出した。

吉田、初戦で2安打1打点 大谷は開幕投手兼DH

 試合前のセレモニーに加え、毎打席でファンからの期待がうかがえる大きな拍手を受けた。6点を追う六回無死一、二塁の場面で迎えた第3打席。左腕エーキンが投じた高めの速球を中前にはじき返して初安打初打点を記録すると、場内の歓声がひときわ大きくなった。八回にも、右投手の速球を捉えて一塁手のグラブをはじく強烈な右前打。味方の猛攻につなげた。
 死球を含めて3度出塁。打席で勝負強さを披露し、11メートル以上の高さがある本拠地の名物フェンス「グリーンモンスター」を背にした左翼守備も無難にこなした。九回の好機では「ヨシ・コール」が起こるなど、伝統球団のファンの気持ちを確かにつかんだ。「あとは結果を出していくしかない。期待に応えられるように」。上々の開幕戦を終え、決意を新たにした。(ボストン時事)

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