42歳田原が現役引退 体操から転向し第一人者に―スキー・エアリアル
2023年03月30日22時04分
フリースタイルスキー・エアリアル男子で日本の第一人者として活躍した田原直哉(42)=白馬ク=が30日、現役引退を表明した。体操日本代表として国際大会で実績を重ねた後、20代半ばでエアリアルに転向してトップ選手になり、2018年平昌五輪に出場。取材に対して、「まだやりたいことはあるが、現状ではいっぱいいっぱい。競技人生を2回送れて充実感があった」と語った。
エアリアル第一人者が岐路に 41歳田原、現役続行危機―スキー
12年1月にワールドカップ(W杯)で3位となってエアリアルの日本男子で初めて表彰台に立ち、その後も3位に2度入った。競技の認知度を高める役割も担ってきたが、今季は全日本スキー連盟の強化指定から外れていた。田原は「日本人でも戦えるところを見せられたと思う。自分もできると若い選手が考えてくれれば意味はある」と話した。