合否判定ミス、1人不合格に 配点変更反映せず―松山大
2023年03月30日20時29分
松山大(松山市)は30日、昨年1月に実施した薬学部の一般選抜入試で合否判定ミスがあり、本来合格だった1人を不合格としていたと発表した。ほかに合格者4人が奨学金の支給対象とならなかった。大学は5人に対し、ミスに伴う費用などを補償する。
同大によると、昨年1月の薬学部の入試では、理科(生物、化学から1科目)の配点を前年の100点から200点に変更。得点を2倍にして合否判定することにしていたが、判定システムの設定に反映されていなかった。今春の入試の過程でミスが発覚した。
不合格となった元受験生は他大学に入学済みで、松山大への転学は希望していないという。