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馬氏、中国閣僚級と会談 「対話で台湾問題解決を」

2023年03月30日22時55分

30日、中国湖北省武漢市で、宋濤・国務院台湾事務弁公室主任(右)と会談する馬英九前台湾総統(馬英九事務所提供・時事)

30日、中国湖北省武漢市で、宋濤・国務院台湾事務弁公室主任(右)と会談する馬英九前台湾総統(馬英九事務所提供・時事)

 【北京時事】中国を訪れている台湾最大野党・国民党の馬英九前総統は30日、台湾政策担当トップの宋濤・国務院台湾事務弁公室主任(閣僚級)と武漢市内で会談した。中国は、今回の馬氏訪中を台湾統一に向けたムードづくりにつなげたい意向とみられ、4月7日までの滞在中、共産党の最高指導部メンバーが会談に応じる可能性もある。

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 中台は1949年に分断。馬氏は総統在任中の2015年にシンガポールで習近平国家主席と初の中台首脳会談を行っており、「両岸(中台)が自分たちで(台湾問題を)平和的に解決できることを対外的に示すのが目的だった」と振り返った。
 その上で、「対話を通じてのみ問題を解決できる」と強調。中台は戦争や衝突を避けるためあらゆる努力をし、「中華の振興」に力を注がなければならないと訴えた。

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