下流の遺体、不明船頭と確認　保津川下り事故、死者２人に―京都府警

　京都府亀岡市で「保津川下り」の船が転覆し、船頭１人が死亡した事故で、府警は３０日、現場下流の捜索で見つかった遺体について、行方不明になっていた別の船頭と確認されたと発表した。これで事故の死者は２人となった。

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　府警によると、新たに死亡が確認されたのは、亀岡市の関雅有さん（４０）。遺体は３０日午前の捜索で、現場から約４００メートル下流にある地点の左岸付近の水中で見つかった。手動で膨らむライフジャケットを着用していたが、発見時は膨らんでいなかったという。
　事故は２８日午前１１時ごろ発生。乗客２５人と船頭４人が乗った船１隻が転覆し、船頭の田中三郎さん（５１）＝同市＝が死亡、関さんが行方不明となっていた。