危険な外国通信機器を排除　中国念頭に定期検査―米当局

　【ワシントン時事】米連邦通信委員会（ＦＣＣ）のローゼンウォーセル委員長は２９日、国家安全保障に脅威をもたらす恐れのある外国製通信機器やサービスを排除するため、米国での通信事業免許に関する検査を定期的に行うことを提案した。中国を念頭にスパイ活動への関与が疑われる機器の締め出しを加速させる狙いだ。

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　人工知能（ＡＩ）などＩＴ技術の急速な発展を踏まえ、米国事業免許を保有する外国企業に対して定期的な検査と、更新手続きの受け入れを義務付け。更新を認めるかの審査は、ＦＣＣと米安全保障当局が連携して行う。４月のＦＣＣの定例会合で最終決定する方針だ。