ローマ教皇、感染症で入院 呼吸器の不調訴え、数日治療
2023年03月30日07時30分
【パリ時事】バチカン(ローマ教皇庁)は29日、フランシスコ・ローマ教皇(86)がローマ市内の病院で呼吸器の感染症と診断されたと発表した。新型コロナウイルスへの感染ではないが、入院して「適切な治療を数日間受ける必要がある」としている。
教皇はここ数日、呼吸器の不調を訴えていた。29日は毎週恒例の一般謁見(えっけん)後に病院を訪れ、感染が判明した。イタリアのANSA通信は、胸部コンピューター断層撮影(CT)検査では異常が見つからず、周辺を安堵(あんど)させたが、教皇は今後2、3日病院で過ごす可能性があると伝えた。