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ロシア大統領報道官「容認できない」 IOCの復帰条件に

2023年03月30日00時22分

 【ロンドン時事】ウクライナに侵攻するロシアのペスコフ大統領報道官は29日、国際オリンピック委員会(IOC)が「中立」の個人資格などの条件付きで同国選手の国際大会復帰を認める方針を示したことを受け、「このような勧告は差別の要素を含んでおり、容認できない」と反発した。ロイター通信が伝えた。 

IOC理事会、ロシア復帰を勧告 「中立」の個人資格で

 IOCは、軍所属選手や団体競技での出場は認めないよう国際競技団体などに勧告。ペスコフ氏は「あらゆる手段を使って選手の利益を守っていく」と述べた。
 ウクライナの青年スポーツ省は同日、ロシアとベラルーシ勢の除外を勧告していたIOCが復帰を容認したことに対し、「立場の変更を非難する。軍事侵攻の状況下では、侵略国家の代表は国際スポーツの場に参加すべきではない」との声明を出した。

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