3回裏山梨学院無死一、二塁、高橋が適時打を放つ=29日、甲子園
山梨学院は、三回に機動力を生かして一気呵成(かせい)に攻めた。無死一、三塁でスクイズをすると見せかけて二盗したり、1死後にヒットエンドランを仕掛けたりして、揺さぶった。相手投手が5連続四死球と制球を乱したことにも乗じて一挙7点。進藤主将は「足を絡めた攻撃はいつも練習している。成果が出たかな」と口元を緩ませた。
既に4試合目。聖地に慣れて硬さはすっかりなくなった。3安打の4番高橋は「勝ち進むにつれてやりやすくなっている」。戦うごとに強さを増しているかのように、快進撃が続いている。
