報道関係者への攻撃的行為、６９６件　メキシコ、過去最悪―国際団体

　【サンパウロ時事】表現の自由などを擁護する国際団体「アーティクル１９」は２８日、年次報告書で、２０２２年のメキシコの報道関係者に対する脅迫など攻撃的な行為が６９６件と０７年の集計開始以降で最多だったとし、「（同国の）報道にとって最も暴力的な１年」だったと結論付けた。

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　報告書によると、２２年にメキシコで報道活動に関連して殺害されたジャーナリストは１２人と、１７年と並んで過去最悪となり、戦時下の国々と同様の水準だった。報道関係者に対する攻撃的な行為では、脅迫や嫌がらせが１８１件に上った。