新クリーンセンター竣工!4月本格稼働=千葉県我孫子市

 4月から本格稼働する、新クリーンセンターの竣工式が、今月22日に行われました。
 
 竣工式には、事業者ほか関係者約70名が参加し、星野我孫子市長らによるテープカットが行われ、施設の完成を祝いました。

 星野市長は、「新クリーンセンターは、地域の皆様や事業者など、多くの人達の協力により完成しました。市民生活を守るとともに、開かれた施設として、環境問題の啓発等にも役立てたい。」と挨拶しました。
 
 新クリーンセンターは、昭和48(1973)年から49年間稼働した旧クリーンセンターに代わり、約3年をかけて完成し、4月から本格稼働します。施設整備費は約119億円、今後20年間にわたる運営費は約80億円です。

 施設が利根川沿いに位置することから、水害対策として防水扉や止水板設置のほか、重要設備は2階以上に設置し、災害時でも運営ができるような構造となっています。

 ゴミ処理能力は一日あたり120トン、大気に排出する物質は、国や県の定める環境基準より更に厳しい基準値を設け、周辺環境に配慮しています。余熱はタービン発電により施設の消費電力を賄い、余剰電力を売電するなど、ゼロカーボンシティ宣言都市を象徴する施設となっています。

(2023/03/28 13:13:51)

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