バングーナガンデ、堂々デビュー　２１歳、長友の後継者―サッカー日本代表

　次代を担う新星が、Ａ代表デビューを果たした。パリ五輪世代でもあるＤＦバングーナガンデ。強豪コロンビアに対して、気後れすることなく堂々と戦った。

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　４大会続けてＷ杯を戦った長友に続く左サイドバックの後継者を育てるのは、長らくの日本の課題。Ｆ東京でそのベテランから定位置を奪ったのがバングーナガンデ。日本代表では長友と同じ背番号５を託された。
　「しっかりやってこい」。長友からそう送り出された２１歳は、同じサイドの三笘とも連係して組み立てに参加。後半途中に退くまで、積極的な攻め上がりを見せられなかったのは、反省だろう。「自分の魅力のところを発揮できなかったのが悔しい」と振り返った。
　優しい性格ながらも日々の練習では、自ら先輩に教えを請うなど前向きだった。「肌で感じた（試合の）強度をチームに持って帰って、もっと強くなって、次に呼ばれた時に結果を出せるように準備していきたい」。今回の経験を先へつなげる。