ロシア除外求め嘆願書　フェンシング選手ら３００人

　【ロンドン時事】ウクライナ侵攻を続けるロシアと同盟国ベラルーシの選手の国際大会復帰を国際フェンシング連盟（ＦＩＥ）が認めたことを受け、日本や米国、欧州などの選手ら約３００人が、ＦＩＥと国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）に再考を求める嘆願書を出した。ロイター通信などが２８日に伝えた。

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　書簡では、「アスリートの声を無視して両国の復帰を認めた」と非難。ロシア選手は国から支援を受けており、政府のプロパガンダに利用される懸念があるとして、侵攻が終わるまで両国を国際大会から除外するよう求めた。
　ＦＩＥは１０日の臨時総会で両国の大会復帰を決めた。ドイツ・フェンシング連盟が５月に同国で予定されていたワールドカップの開催中止を決めるなど、反発の声も上がっている。