準々決勝の見どころ 高校野球
2023年03月28日20時23分
◇強打とエースの対決
▽第1試合(8時30分)作新学院(栃木)―山梨学院(山梨) 作新学院は2戦連続2桁安打と打線が好調。3試合で1四球という制球力を武器に、安定した投球を続ける山梨学院のエース林をどう攻略するか。上り調子の山梨学院打線を、作新学院が小刻みな継投でどうかわすかもポイント。
◇平野VS真鍋
▽第2試合(11時)専大松戸(千葉)―広陵(広島) 注目の好投手と強打者がぶつかる。専大松戸の平野は自慢の快速球に加え、多彩な変化球も光る。2戦続けて完投して130球以上投げており、起用法がカギを握りそうだ。広陵の真鍋は2回戦で3安打を放ったが、3回戦は3打数無安打。本来の打撃を取り戻し、甲子園初アーチを架けたい。
◇投手戦必至か
▽第3試合(13時30分)大阪桐蔭(大阪)―東海大菅生(東京) 3回戦はそろって1―0と競り合いを制した。大阪桐蔭の前田、東海大菅生の日当というエース同士の投げ合いになれば、1点を争う好ゲームになりそうだ。無駄な失点を防ぐためにも、ともに3回戦で目についた不用意な失策は減らしたい。
◇投打ともハイレベル
▽第4試合(16時)報徳学園(兵庫)―仙台育英(宮城) 仙台育英は優勝した昨夏と同じく高橋、湯田ら投手陣は盤石。3回戦で足を使って得点を重ねた打線もそつがない。報徳学園は堀や石野ら中軸が当たっており、盛田や今朝丸も3回戦で好投した。投打にレベルの高い攻防が期待される。