力投する仙台育英先発の湯田=28日、甲子園
仙台育英は、救援登板が主な湯田が先発で快投した。「抑えだったら自分のマックスを出して流れを食い止める感じだが、流れをつくらないといけないので(ストライク)ゾーンに投げる感じ」と、球威よりも制球を意識。丁寧にコースを突き、七回まで投げて二塁を踏ませなかった。
21日の慶応戦で2回を投げてから時間が空き、温水と冷水に交互に入る交代浴などで体調を整えてきた。「しっかりコンディションを合わせることができてよかった。油断せず、1回、1回投げられた」。3本柱の残り2人、高橋と仁田の温存に貢献した。
