田中、新戦術で特長を　組み立てに「テンポ」―サッカー日本代表

　ダブルボランチを採用する日本では、田中は３番手の立ち位置。Ｗ杯アジア最終予選、Ｗ杯カタール大会と随所で存在感を示してきても「僕自身が抜け出た選手になる努力をしていかないといけない」。日本の船出とともに決意を新たにする。

三笘、期待に応えるか　サッカー日本代表

　サイドバックが内側に絞る新戦術を試したウルグアイ戦では、ボランチとの連係がうまくいかない場面も。「距離感が一番重要。自分が出るなら連続性を見せて、テンポをつけていきたい」。イメージは膨らんでいる。
　Ｗ杯カタール大会のスペイン戦で劇的な決勝点を挙げた。一躍注目を集めたが「過去ってこんなに過ぎ去るのが早いんだと思うくらい、自分の中でも忘れている。今に集中している」。
　代表に定着してから約１年半。「自分のできないことをやろうとは思っていない。積み上げてきたものしか出せないので」。コロンビア戦では、特長を見せてアピールにつなげようと意気込む。