地元パーティー「大臣規範抵触せず」 岸田首相、ロゴ入り土産も問題なし
2023年03月27日18時20分
岸田文雄首相は27日の参院本会議で、自身が広島市で19日に開いた政治資金パーティーに関し「国民の疑念を招かないよう良識の範囲で適切に対応すべきもので(大臣規範に)抵触するものではない」と述べ、大規模なパーティーの開催自粛を定めた大臣規範の範囲内との認識を示した。
岸田首相のウクライナ訪問に論評 広島名物「必勝しゃもじ」は挑発―ロシア
立憲民主党の森本真治氏は、会費1万円のパーティーに1000人以上が参加したと主張。首相は大臣規範について「自粛すべきパーティーについて特に定められた基準はない」と指摘した。
森本氏は、パーティーで5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)のロゴマーク入りまんじゅうとペンが土産として配布されたことに関し、「特定の政治活動を目的とした使用はしない」とするロゴの使用基準に触れると追及。首相は「使用目的がサミットの開催機運の醸成にあると認められたため、承認された」と述べ、問題ないとの考えを示した。