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明治と味の素、温室ガス削減へ協業 飼料改善、クレジット活用

2023年03月27日11時38分

 明治と味の素は27日、酪農に伴う温室効果ガスの排出削減に向けて協業すると発表した。味の素が開発した乳牛用の製剤を使い、アミノ酸バランスを改善した飼料を明治グループが酪農家に提供。温室ガスの一種で、ふん尿に含まれる一酸化二窒素の削減につなげる。温室ガス削減によりクレジットを創出し、酪農家の収益源にする狙いもあるという。

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 クレジットは、政府が温室ガス削減の取り組みを認定するJ―クレジット制度を活用する。
 味の素が、酪農家から譲渡された温室ガス削減の価値を元にクレジットを創出。明治側はクレジットを引き取るが、代金は酪農家に支払う仕組みだ。
 明治グループはクレジットの取得による温室ガス排出量の相殺、味の素は製剤の販路拡大、酪農家はクレジット代金による収益が期待できる。

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