ソフトバンク４番栗原、頼もしく　プロ野球オープン戦

　ソフトバンクの４番、栗原がしっかり仕事をした。六回２死二塁で、直球を引っ張って右翼へ適時打。「自分のスイングができた。チャンスで一本打ててよかった」と喜んだ。
　オープン戦後半から４番に座り、打率４割１分５厘で「首位打者」に。４本塁打、１１打点はともにチームトップと好成績を残した。開幕後も４番を務めることが濃厚で、「出塁率が高い選手が前にいるし、自分が打点を、という意識が強い」と頼もしく話す。
　昨季は開幕直後に左膝に大けがをし、出場は５試合のみ。完全復活への道を順調に歩むが、「オープン戦で結果を出すためにやってきたわけではない。シーズンではどうなるか分からない」と気を引き締め直した。