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イランが「対抗措置」警告 米空爆の死者19人に―シリア

2023年03月26日05時12分

バイデン米大統領=24日、オタワ(AFP時事)

バイデン米大統領=24日、オタワ(AFP時事)

 【イスタンブール時事】イラン最高安全保障委員会の報道官は25日、シリアにあるイラン関連の拠点が攻撃されれば「すぐに対抗措置を取る」と警告した。イランのメディアが伝えた。23日にシリア東部の親イラン派軍事拠点を空爆した米国に対するけん制とみられる。

米、シリアで報復空爆 無人機攻撃で米関係者死亡

 在英のシリア人権監視団は25日、この空爆による死者が19人に増えたと明らかにした。16人が親イラン派民兵で、3人はアサド政権の兵士という。米軍の空爆は、イランの関与が疑われる無人機攻撃で米国の請負業者1人が死亡したことを受けて実施された。
 AFP通信によると、空爆の数時間後、イラン側はシリア北東部の米軍拠点などにロケット弾10発を撃ち込んだ。カナダ訪問中のバイデン米大統領は24日、記者会見で「米国はイランと戦いたいのではない。米国民を守りたいだけだ」と訴えた。

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